味噌の飼料利用

廃液

飼料にはかならず一定量の塩分が必要です。
じつは豚は汗腺がすくなく汗をあまりかかないので塩分の必要量は人間より少なくなっています。
ただし、少ないながら必要ではありますので、
塩分が少ない飼料原料が主体となっている場合には塩を添加することもあります。

環境テクシスでは塩分として味噌を利用しています。
味噌は塩分濃度が10%程度ありますので、必要な塩分量から計算して味噌の使用量を決めます。

塩の代わりに味噌をいれることによりできあがりの飼料に風味がつき嗜好性が向上します。

味噌の投入

味噌の投入風景

飼料に利用している味噌は蓋味噌とよばれる食品として使用できない味噌です。
愛知県の伝統的な豆味噌は桶で仕込まれますが、その際に一番上部が乾燥してしまうため廃棄されます。
これを飼料として利用しています。